東京都日本橋人形町にある「玉英堂彦九郎」さんの「玉万」をいただきました。

紅白のお箱に入った立派な薯蕷饅頭で、直径は6㎝ほどとかなり大ぶりです。

切ってみると、なんと美しい5色の層。
細やかな薯蕷生地の中には、しっとりとした白餡、華やかな色合いのさくら餡、そして風味豊かなつぶし餡、最後に大きな栗甘露煮がぎっしりと詰まっていました。
この優美な断面は思わず見惚れてしまうほどです。

ひと口いただくと、生地と餡が一体となったきめ細かな口当たりが広がります。
白餡とさくら餡は上品な甘さと口どけの良さがあり、お饅頭全体を優雅な味わいにまとめています。
つぶし餡は小豆の風味と粒感が程よいアクセントになっていて、食べ進める楽しさを感じさせてくれました。
そして中心にある大きな栗甘露煮は、やわらかく炊かれて風味も良く、まさに主役といえる存在感です。
それぞれの餡や栗が丁寧に仕上げられていて、複雑なのに調和のとれた味わい。少々お高いお饅頭ですが、一つひとつに手間暇が感じられ、その価値は十分にあると思いました。久しぶりに味わう、格のある紅白饅頭でした。
▼「玉万」 原材料名
砂糖(国内製造)、小豆、栗、薯預 / 着色料(青色1号、赤色104号、黄色4号)



