大阪市中央区にある「鶴屋八幡」さんの「栗入り 舞鶴」をいただきました。
こちらは、大納言小豆を使用したどら焼きです。
表面には鶴の焼き印が押されており、見た目にも風格があります。
生地は濃い目の茶色で厚みがあり、しっかりとした質感を感じさせます。
中には、栗が練り込まれた餡が挟まれていました。
餡の量が控えめなのか、生地が厚いのか、全体のバランスとしては生地の存在感が少し勝っている印象です。
生地はふっくらとしながらもどっしりとした食感で、蜂蜜を使った優しい甘さが特徴的。香ばしさと甘さが口の中で調和し、食べ応えがあります。
一方で、餡はしっかりと炊かれていて、大納言小豆の風味と食感がしっかりと感じられます。
栗については、小豆の存在感に少し隠れてしまい、風味がやや控えめに感じられました。とはいえ、生地と餡の組み合わせはどこか懐かしい味わいで、食べているとほっとするような優しい気分になれます。
日持ちするタイプのどら焼きなので、しっとり系ではなく、少し固めの仕上がりです。
伝統的な和菓子の風情を楽しみたいときにぴったりな一品でした。
▼「栗入り 舞鶴」 原材料名
砂糖(国内製造)、卵、小麦粉、栗、小豆、はちみつ / 膨張剤